◇◆文章修行家さんに40の短文描写お題◆◇

目次 * 【25/40】

 00. お名前とサイト名をどうぞ。また、よろしければなにか一言。

 01. 告白
 02. 
 03. 卒業
 04. 
 05. 学ぶ
 06. 電車
 07. ペット
 08. 
 09. おとな
 10. 食事
 11. 
 12. 
 13. 女と女
 14. 手紙
 15. 信仰
 16. 遊び
 17. 初体験
 18. 仕事
 19. 化粧
 20. 怒り
 21. 神秘
 22. 
 23. 彼と彼女
 24. 悲しみ
 25. 
 26. 
 27. 芝居
 28. 
 29. 感謝
 30. イベント
 31. やわらかさ
 32. 痛み
 33. 好き
 34. 今昔(いまむかし)
 35. 渇き
 36. 浪漫
 37. 季節
 38. 別れ
 39. 
 40. 贈り物


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 00. お名前とサイト名をどうぞ。また、よろしければなにか一言。
  和泉紫羅。サイト名はArise。
  コンプ目指します(第一課題)
  終わった頃には文章力が多少なりとも上がっていることを願って。





 01. 告白  【66文字】 

  聞いた瞬間、襲ったのは強烈な吐き気。
  「可愛い可愛い、私の養い子。救いなどありはしないのに」
  壊れた人。壊れていた人。知りたくなかった。
                     <ファルエーセの家>




 02.   【65文字】

  ドロリ、とつたる粘着質な血液。僅かに混じる異臭。
  「陛下、謁見の時間です。玉座へ」
  「分かった」
  戦闘服に着替え、今日も私は王を演じる。
                     <ファルエーセの家> 




 03. 卒業  【64文字】

  静粛な空気に涙と別れが混じる。
  「嬉しいな」
  「悲しくないの?」
  「そりゃ悲しいよ、でもね」
  さようなら、親友。貴方が一番キライでした。 



 04.   【67文字】

  暗闇は嫌いだった。絡みつく濃厚な闇が。
  「お兄様、また来てくださる?」
  あどけなく、可愛らしく問う妹に絡むそれも。
  逃げることが旅の始まり。
                     <ファルエーセの家>   



 05. 学ぶ  【66文字】

  戻って来いと言われ戻る。基本近寄りたくないが。
  「ヤめっ…ン、ぁっ」
  着いた矢先に押し倒された。何回繰り返した自分、いい加減学習しろよ。
                     <暴虐パーラメント 元ネタ>   



 06. 電車  【64文字】

  茜さすそこはまるで、知らない場所に見えた。
  「どこに行くのかな」
  「駅だろ」
  「そうじゃなくて」
  不定期な揺れに任せた目的地は要らない。



 07. ペット  【65文字】

  ペットに成り下がらないペット。
  「だからお前を気に入っているのよ、お前は堕ちないで」
  柔らかな体毛に顔を埋め、繰り返し、繰り返し囁く。
 



 08.   【64文字】

  寝る時は必ず愛銃と指輪を握って眠る。
  前者は、幼少時に染み付いた血の努力の結果。
  後者は温かい夢の名残。
  どちらかだけなら良かったのに
                    <Incomplete Symphony>



 09. おとな  【65文字】

 もう大人でしょ。と言う声、まだ子供じゃないと告げる口。
 「だったら、言わなければいいでじゃない!」
 貴方みたいな大人にはなりたくない。



 10. 食事  【64文字】

  共に摂るという習慣はあっても、其処に親愛の情は無い。
  皿に塗られた、スープに混ぜられた毒物。
  犯人は誰もが知らず、誰もが知っている。
                    <Incomplete Symphony>   



 11.   【64文字】

  パラパラと捲られる分厚い古書。
  「助けてくれ、ここから出してくれ!」
  イヤだわ、この人自分から入って行ったのに。なんてわがままなの。




 12.   【67文字】

  欲しいもの、願うもの、見るもの。
  そんなものより、あの人を頂戴。
  「ねぇ、いつまで待たせるつもり?」
  「あと、もう暫らく」
  夢ならもういらない
                    <Incomplete Symphony>



 13. 女と女  【68文字】

  ぼろくそに言い合って、ソレを許容する。痛みなんて感じない。
  「今年で何年目?」
  「10年近く?」
  くすくす笑いあう私たちは悪友。或いは親友。
  




 14. 手紙  【65文字】

  ピラピラのうっすいたかが紙。
  「まだ、持っているの?」
  「うるさい!」
  黄ばんだボロボロのそれを後生大事にする貴方を滑稽とは思いません。
  




 15. 信仰  【64文字】

  ぼふっといい音を立てる聖典。
  「なにそれで殴っての!!馬鹿!不良神父」
    だって、こんなことに使うくらいしか価値ないだろ。なあ、神様。




 16. 遊び  【65文字】

  「何かあったの?」
  「自殺未遂」
  「はぁ!?」
  「という名の恒例行事、或いは雪遊び」
  「実態は?」
  「雪の中で寝てる」
  「はた迷惑な奥さんね」




 17. 初体験  【66文字】

  「なにを想像した?」
  「えっと」
  「最低。死ね、この×××野郎」
  「一言も言ってないじゃねぇか」
  「うっさい黙れ」
  初夜当日のとある夫婦の会話




 18. 仕事  【67文字】

  「君は美しい、私の物となり給え」
  「光栄ですわ。王子」
  仕事なのだから当然だわ、と内心嘯く。
  寝所に連れ込まれ、首掻っ切って、はいおしまい。




 19. 化粧  【65文字】

  スッとひかれた濃い、紅。
  浮かぶのは、困惑だけ。
  「似合わないわ」
  「だから、相応しいんだ」
  初めて施されたそれは私の全てを奪っていった。
  




 20. 怒り  【65文字】

  「なんだと?」
  背後で光が走る。比喩ではなく実際に。遅れて轟音が聞こえた。
  「えっと、だからね」
  天候まで予想できるかと心の中で罵った。




 21. 神秘  【67文字】

 なにがどうして、どうなって、こうなるの!
 「おめでとう、○○歳。年の数だけの花だ。受け取れ」
 何故知ってる私の年齢。一面の花はどこから来た




 22.   【65文字】

  なにが恐ろしいってそれが真実になること。
  『結婚おめでとう』
  くっそー、井戸端のおばちゃん共め。
  何一つ始まっていないのに、ええ恋すらね




 23. 彼と彼女  【66文字】

  「貴様など殺してやる!」
  「どうぞ、お好きに。敗国の王女様」
  クツリと笑う男に少女はさらに激昂する。
  それを見て王子は瞳に安堵を浮かせた。




 24. 悲しみ  【65文字】

  毛布を頭からかぶって、フローリングの上
  「なんで、」
  「今更その言葉は遅い」
  「っ、最っ低!」
  血を吸った毛布の端がじわじわと、侵食した。
 



 25.   【○○文字】

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 26.   【○○文字】

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 27. 芝居  【○○文字】

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 28.    【○○文字】

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 29. 感謝   【○○文字】

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 30. イベント  【○○文字】

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 31. やわらかさ  【○○文字】

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 32. 痛み  【○○文字】

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 33. 好き  【○○文字】

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 34. 今昔(いまむかし)   【○○文字】

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 35. 渇き  【○○文字】

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 36. 浪漫  【67文字】

 「ふざけんな」
 ヒラヒラした、それ
 「馬鹿だ、最悪だ、人間止めてしまえと思っていたけどそこまでだったとはね」
 ゴスロリなんて死んでも着るか。
 



 37. 季節  【○○文字】

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 38. 別れ  【○○文字】

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 39.   【○○文字】

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 40. 贈り物  【○○文字】

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